菌ちゃん農法 土づくり実験(その2 分解の秘訣は落ち葉?)

2023年6月17日


”村”は、僕たちの新居から車で10分ほど。
住宅街を抜けた後に広がる農地をひたすら北に進む。

日中は車の行き来が多いけど、住宅街を過ぎると田舎の風景。
夜明けとともに目が覚める習慣がついてしまったものだから、造った畝を観察しに行くのも、人々が活動し始める直前の朝に。

畝を眺めてみる。悪くはなさそう。

だけど、村人さんと一緒に土づくりができた感動も冷めぬうちに、僕は
「畝をもっと改良したほうがいいのでは?」
という複雑な想いもあった。


というのは、木くずと稲わらだけで菌ちゃん(糸状菌)が本当に分解してくれるのかな?っていう不安があったから。

木の分解には結構年月がかかるという話も聞いていたから、来春まで待っても本当に栽培ができるのだろうか?という不安も内心あった。

そして、菌ちゃん先生の本拠地は九州・長崎県。

菌ちゃん農法を実践されている方々も本州、特に関東以南が多くて、春に土づくりして秋蒔きの野菜を作る実例がほとんどだから、北海道など寒冷地・積雪地帯でそれができるのか。

こうしたことも、不安材料にあった。

僕は去年の菌ちゃん先生講習会のときに加入していた、メンバー1万2000人という大所帯
Facebookグループ「菌ちゃん野菜応援団」
に、久しぶりの実践報告をしてみた。

すると、「落ち葉を入れると成長が早まる」という、ありがたい情報をいただいた💡。

そこで、僕一人で村にお忍びで落ち葉🍂敷き作業をした。




去年から村の片隅に枝と一緒に置いてあった落ち葉だから、十分に乾燥している。量も十分。
早速、やってみよう。

片方の畝の土をはがし、稲わらもはがしました。
枝を少々取り除き、その分だけ落ち葉に入れ替えます。
実演のときは稲わらの束を整列して並べていたので、それをはがしてバラバラにして敷きなおしました。
右側が落ち葉を入れた畝で、左側はそのままです。
はみ出た稲わらが風で飛ぶのが心配なので、稲わらもけっこう取り除きました。
畝の遠景です。不耕起の共同畑で、オーナーさんがいろいろな作物を植え付けています。
耕した畑が隣にあって、個人畑として有料で借りている村人さんもいます。
左の畑は農家さんに貸している畑で、農薬を撒いています。右は村の畑です。
雑草の生え方が違います。

本当は2つの畝とも土をはがして落ち葉を敷きたかったけど、時間の関係もあって片方だけにした。
だけど、これには良い面もある。

2つの畝で、分解の進み具合を比較することもできるのは実験材料として役に立ちそうだ。

あとは、雨が降るのを待ってマルチシートをかぶせる作業が待っている。
これは、お天気次第。自然は正直だからね。

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