ねっとり歯ごたえしっかり後味の干し芋。3日干せば自家製で作れます。
菌ちゃん土づくり農園でやっていた地域食堂で食べた、紅はるかの干し芋🍠が忘れられない春の日。
本来ならサツマイモを収穫して仕込むのは秋から冬だけど、もしかしたら春でもできるかもしれない!って思った。
やはり春は休眠から覚めて、心も身体も活発になると創作意欲も湧く。
干し芋を作ろうと思ったのは、好きだから、美味しいからでもあるけど、ズバリ
「値段が高い」
から!
国産で500円や1000円近く出して買っても、一日もしないうちに食べて無くなってしまうから、スーパーに行っても眺めて帰るだけだった日々。
だけど、自分で作れるとなると、意欲はMAXに↑。
サツマイモ自体は手頃で買えるけど、やはり干すのに温度や湿度、日光の管理など手間がかかるから、値段も高くなるのは仕方がないことだとは思う。
干し芋用というわけではなかったけど、ちょうど野菜室に「紅はるか」が眠っていた。
大きさもちょうどいいのが4本。
上手くできたら、量産して自給もできるかも。
そんな予感がして、以前上記事で紹介したレシピをもとに作ることにした。
作り方とポイント
鍋に皮のまま4本入れて芋が浸かるまで水を張り、40分ほど弱火🔥で茹でます。
ふかし芋よりも長い時間かけて茹でるため、カセットコンロでじっくり観察しながら茹でました。
鍋から取り出して粗熱をとったら、先端を包丁で切ってから皮をむきます。
むいた芋を斜めに1センチ弱の厚さで切ります。
この大きさだと、芋1個で5~6切れになります。
包丁に🍠のねっとりが纏わりつくけど、柔くていい感じですね。
切った芋を網やザルに並べて、干し網に入れて吊るします。
茹でて切ったのは夜だったので、その日は室内の物干しに吊して、朝起きてベランダの物干しに移しました。
ポイントは、湿気を避けて乾燥させるので、晴天が2~3日続く予報を狙ってつくること。
そのため、多湿の夏は干し芋に向かないのです。
朝から日中はベランダに出して吊るし、夜は室内にしまいます。
(室内で洗濯物を干していないこと!)
晴れ☀の日が2日続くことが肝心で、最初に芋の水分を乾燥させて出し切ってしまえば、3日目以降雨ふりだったとしても室内で数日陰干しすれば問題はありません。
そんな感じで、3、4日干したら完成👏
甘くて歯ごたえのある濃縮された干し芋の味が堪能できます。
僕的には干し芋のこだわりは、奥歯に纏わり付くほどのねっとり感と後味!ですね。
市販の高い干し芋と変わりないねっとり感と後味だったので、夏までにもう1回作って村人さんに分けてあげました。
6月になったら干し網は梅干しに使うので、滑り込みセーフ!って感じで、新たな自給レシピが増えたことに感謝しました。
お芋さん、ありがとう!!