雑感 ~自由な学びの一方で~
雑感 ~自由な学びの体験会~
そう感じたのも、去年知り合いのカフェの店主からシュタイナー学校の存在を教えてもらい、これからの将来、情操教育の大切さを感じていたから、学校関係者を訪問をしたことがあった。
ただ、関係者の話を総合すると、
・いわゆる不登校児や問題児が通う学校という誤ったイメージを持たれること。
・服装やおもちゃなど、キャラクターものや華美なものを与えないこと。
・シュタイナー教育の理念に絶対的な信仰心を持っている人が、「あなたのためだから・・・」と子ども本人の意向、適性を考えずに突っ走ってしまうこと。
それが道外移住組の富裕層の親に多い、ということもうかがわれた。
子どもに「すべき、あるべき」の価値観を植え付けたい、別の意味での教育パパママのイメージが頭をよぎったのだ。
さて、教育理念は似てるような、似てないような、学びのさと。
この学校は、NPO団体が学校新設の認可を得るまでに数年を要していて、数年前から開校を待ち構えて移住をしている家族もいるらしい。
学校の地理的条件からいっても、親の送り迎えは必須だし、そのために我々が移住をする、仕事を探すことになるけれど、入学の定員は学年20名。
道内外、多くの応募が予想される。
入学にあたる本選考では、親の資質、経済力なども考慮されるのだろう。
体験会、プログラムなどの行事も、スタッフによるプレ選考の意味合いもあるのだろう。
5月から何度か体験会のイベントを実施していて、僕は道内といえ遠方だから頻繁に参加しなかったけど、札幌近郊の家族は、事あるごとに必ず応募していたとのこと。
スタッフと縁をつないでおくことは重要だけど、あんまり露骨に取り入る姿勢なのも何だかな~、って感じもした。
キャンプに来ていた家族方も、けっこう大きな車やテント、キャンプ用品を揃えてるな、って感じだった。
入学できる前提で動くのは危険だから、願書提出と並行して移住計画をどう進めるか、綿密に動かなければいけないね。
ほかにも札幌近郊でオルタナティブスクールの情報も聞いているからそちらにもアクセスできるよう、アンテナを伸ばしておかないといけないね。
待てば海路の日和あり、とはいうけど、待っていても時間は解決してくれないのが、この計画なのだ。