末端公務員が考える移住(その2)~社会活動を両立する生業~
この騒動は明らかに一線を越えている。
権力の暴走を監視するはずの野党やマスコミまでも
権力側に加担、そして不安と恐怖を煽っている。
権力を、社会を疑い始めた日からすぐ、
僕は「新生活様式」といわれる人権侵害、
尊厳の侵害に反対する行動を起こしていた。
その有志の一人に、オリジナルのチラシを造って配布して
僕には到底及ばないエネルギーを持って活動している
便利屋さんがいた。
便利屋さんはスペシャリストではないものの、
かゆいところに手が届く、地域の人に手広くお助けをできる
誇りと生きがいを見いだせる仕事だと思った。
自分の裁量で仕事をしながら社会活動も両立できる。
そして、支配と依存の体制から脱却できるのではないか、と。
去年の夏はそんなことを自問自答しながら
社会情勢不安をどう乗り切るかを模索していた。
そして、このときは世の中を変えられると
期待をしていた時期でもあった。