末端公務員が考える移住(その5)~子どもに自由な学びを~

2023年2月24日

目次

移住先を考えたとき、何を一番優先すべきか?
自分の仕事か?実現したいライフスタイルか?家族の希望か?

そうだった、去年から僕がここまで必死になって
移住だ、職だ、と模索してきたきっかけって、
「娘が小学校に上がったとき、この国はどうなってるのか?」
だったよなあ。

逆にいえば、夫婦二人だとずっとこのままだっただろうね。

「北海道にも自由な学校を!」と活動している団体の
案内が目に留まり見学会に応募、そして参加してきた。

一昨年廃校になった校舎だから
学校の備品なんかも使って遊んだり
廊下や階段、体育館を走り回ったり、と
子どもらしく振る舞えて楽しかったんだろうな。

メインは畑に種を植える、だったんだけど、
その時の娘は、真剣に作業に取り組んでいたね。
やっぱり、誰かの役に立ちたい!って思うものだ。

自由な学校、時間割の無い授業、体験型・問題解決型学習・・・
いまの公教育にくさびを入れる画期的な学校だね。

年内にも認可が下りて、年明けすぐにも願書募集、となるんだろうけど、
たぶん、道外からもたくさんの応募があるんだろうなあ。

ただ一方で・・・

この学校に入れることを当てにしてはいけない、
入れる前提で移住を決めてしまうのはどうなのか?とも思った。

歩いて通える場所ではないので、送り迎えが要る。
給食は整わないので、弁当を作る。
そして何より、学費の工面。

そのために自分が現職で単身赴任したり
本意ではない仕事で朝から晩まで超勤してまで働くこと。

それはライフスタイルに反しているし、
娘に借りを背負わせる原因にもつながるのではないか、と思った。

私のためにお父さん、お母さんが苦しんで、
我慢して働いていたんだ、と思わせるのは
娘の心の奥に、いたたまれない借りを作ることにつながる。

そうするくらいなら、娘自身がやりたいことをやって
いろんな作業を通して人のために貢献した、という
確かなる実績と自信を根付かせるほうが自立につながると、
そんな確信を僕も妻も、同じ意見を持っている。

だから、学校の近辺への移住と職に特段こだわらなくても
自分たちのライフスタイルの取り組みを発信できる基地さえ造れば
共感する人が自ずと集まる、集まれる基盤ができる。

それをひたすら、やっていけばいい。
だから学校にも、そこまでこだわらなくてもいいのでは?

これまでの揺らいでいた心が、ぶれなくなってきている。
そんな今日この頃。

このブログでは「『収入の安定』から『ココロの安定』へ 7日間の実践無料メールマガジン」を配信しています。これから、今の安定した仕事を辞めて移住したいという方に、ぼくの退職と移住経験を踏まえて準備すべきことをお伝えしております。

メルマガの詳細についてはコチラまで。

今すぐ読みたい方は下のフォームからどうぞ!メールアドレスだけでも登録できます。

「収入の安定」から「ココロの安定」へ 7日間実践無料メールマガジン