3月31日年度末。有言実行の退職セレモニーだった。

2023年4月2日

有言実行だった。

12月半ばの希望退職の応募、そして2月半ばの認定。
なるようにしかならない日々を過ごしながらも、いつか来ると待ち構えていた年度末。

3月31日、朝9時からの退職者感謝状の授与式。
定年退職の方と一緒に幹部から感謝状を受け取った。

その時間帯は、けっこうな雨が降った。
朝から曇り空だったけど、この時間を目掛けてこんなにも雨が降るとは、この先の何かを暗示していたのか?
でもそれはわからない。



いつもの職場のデスクに戻って、引継ぎ書の最後の手直しに2時間ほど。
後任者は、社会人枠で入局した2年目だから、僕がやってきた業務は未経験。
だから、それなりに手をかけて引継ぎ書をまとめたけど、詰め込みすぎてもキリがないと思い、午前中で作業を終える。

午後からは、お世話になった業者に退職、後任者の紹介のメールを流す。
あと、窓口業務だから電話対応、郵送する文書の作成に1時間。
机回りの清掃、前任・前々任者から溜まっていた手持ち参考書類を一気にシュレッダーがけ。これに1時間。

断捨離の習慣は、職場でこそ生きた感じがした。
証拠隠滅?それも無くはないが。

後任者に余計な不安材料を残したくないし、もし外部対応があっても所内で検討して折り返し返事するよう引き継いだから、そんなに心配はしていない。

ラスト1時間前になって、パソコンデータの整理。
近年、職場もテレワーク対応もあってか、何かと端末管理、リモート監視のソフトウェアが多くインストールされ、そのせいで作動がとても遅くなっていた。それでイライラが募っていた。

私物のパソコンなら、こんなに作動にイラつくこともないのに。
全然合理的じゃないよなあ。役所という組織は。



それでも時間内にデータの整理は終わったから、挨拶をする17時15分の定時退庁の時間に間に合い、挨拶をして26年間の役所生活に別れを告げた。

まあ、花束と記念品を受け取った以外は、通常の人事異動で転勤するのとあまり変わりはなかった。その時点では。

土日が明けて新年度、月曜日になって、ぽっかりと穴が開いた、そんな実感をするのだろうか?
いまはわからない。月曜になってみないと。

家に帰ると、妻が一生懸命部屋を掃除していた。かなりの量のゴミ袋がリビングを占領していた。
やはり、心境の変化、あと1か月で引っ越すという実感が、僕の退職で空気として伝わったのだろうか?

あまりに忙しかったせいか、夜は外食へ。
お疲れさん、と労われ、晩酌をして床に就いた。

もう職場には行かないはずだけど、この1か月の動きが先の人生の命運を分けるのかもしれない。

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