自給できないものは
「創造と破壊」は、また訪れた。
歯の詰め物が取れたのだ。
今までは長らくほったらかしにしていたけど、このところ、セルフケアの重要さが身にしみて解るようになったから、すぐに近所の歯医者に駆けつけた。
人間として生きることよりも、存在を隠して生きることが推奨されるような不気味な世の中。
だからこそ、自分は身だしなみを整えたくなった。
自分という存在をアピールしたくなった。
自分でできるケアやファッションにも、限界はある。
歯医者なんかは、その典型だ。
あと、床屋も、かな。
自給できないものはプロにお任せしよう。
そのためのお金は最低限必要ではある。
与えて、与えられて、社会の循環が成り立つのだから。