いつもと違う御用納めの日 ~ケセラセラの精神で行こう~
12月28日。仕事納めの会社も多いと思う。
役所では御用納め、ともいう。
僕も机回りの掃除をした後、
「今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。」
とフロア回りして挨拶して定時退庁をしてきた。
でも今年はいつもと違う。
先日、職場の早期希望退職の募集に応募したのだった。
(いまは「肩たたき」といわれる退職勧奨はありません。)
ウチは国の機関で、北海道の出先機関という位置づけの職場。
募集の締め切りが12月16日、17時までに本局の人事課に希望調書をメール送信すればいいのだけど、その1時間前に所属の課長に応募の旨を伝え、30分前にメールを送信。
課長に話を切り出すまでのその日1日は落ち着かなかったけど、提出してしまえば後はどうにでもなるさ、って感じだった。
この数年、職場とか仕事への使命感が下がっていたのは確かだった。
移住に向けての足かせが職場だし、移住先に異動できるわけでもない。
単身赴任はライフスタイルに反するし、僕の精神的ストレスも身に染みて感じていたから。
そのくらい家族のつながりが深い、濃いのが我が家。
これまでいくつか移住相談をしてきたけど、物件探しのほうが重要で、仕事は何とでもなりますよ、みたいなスタンスのアドバイスが多かったという感想。
だから早期退職の応募に戸惑いはなかった。
役所勤めが故にできなかったこと、やる必要性を感じなかったこと。
それらができる、自分で判断できる、ということ。これがとても大きいと思う。
ただ、いまの時点では「希望退職の応募」段階だから、全道の希望者を本局でとりまとめて選考して、認められれば3月31日で退職金の積み増しでの退職。
でも、認められなければ自己都合でも退職するのか??
それはわからない。
これも、なるようにしかならない。(ケ・セラ・セラっていうのかな?)
年が明ければ「なるようにしかならない」ことだらけだ。
自分自身を抑圧してきた半生だったから、せめて人生の後半は抑圧を自分で解き放ってあげたいものだ。