”日の丘”ギャラリー
住まいから車で30分ほどのところの小高い丘に、ギャラリーを併設しているガーデンがある。
お日様が心地よい、”日の丘”ギャラリー。
ここは当地出身の歌人の作品を常設展示しているギャラリーで、
ゆかりの書物の展示のほか、子どもの遊び場にもちょうど良いスペースもある。
ガーデンには、この時期の北海道らしく、ラベンダーの植え込みもあって
オーナーからは、自由に花摘みをしてもいいよ、と言われたので
玄関に飾る分の申し訳程度でラベンダーを摘んできた。
正直なところ、僕はラベンダーの強い香りが少し苦手なのだ。
子どもの頃、親父の車でラベンダーで有名な富良野に行ったときに
ドライフラワーのラベンダーのポプリを車に置いていて
匂いで車酔いしたくらいだった。
だから、”申し訳程度”に。
ここのオーナーさんは、秋から冬の仕事としてホウキを作るのが上手なそうだ。
だから、知人からオーナーさんへのラブコールの甲斐もあって、
ホウキの材料となるホウキ草を手に入れることができた。
どこに植えようか?
いつもの畑に植えようと、夕方6時近くになったのに畑に直行。
有言実行で、その日の仕事はその日に終わらせたい。
とりあえず植えてみる。
ホウキ草は手入れはあまり要らないみたいだけど、
真っ直ぐ植えて真っ直ぐ育てないと、ホウキを作るのに曲がってしまうらしい。
真っ直ぐ伸びたホウキ草で、秋になったらホウキを作る。
作り方を習って、僕もワークショップができるようになりたいのだ。
もちろん、この日も草取りした。
それにしても、週末はいつも草取り生活だ。やれやれ。
でも、かいた汗が嫌な匂いがしないのだ。
汗をかくことが習慣化されていると、嫌な匂いがしない、と聞いたとおりだった。
そして毎日の通勤の汗も、気持ちよいものだ。