火起こし器を使ってみた
今年は湖畔でのソロキャンプ、校庭でのキャンプと経験した。
ただ、キャンプ用品は10年ほど前に粗方揃えていたから、今回は家族が一人増えた分、シュラフと折り畳み椅子1個、それとエアマットを買うだけで快適に過ごすことができた。
それらを買いにホームセンターに行ったとき、興味をひいたのが
「火おこし兼用火消しつぼ」。
これ、面白そうだな。
これまで着火まで団扇で精一杯あおいで火起こししていたし、火消しも炭に水をかけたら白煙が広がって近所迷惑になりそうだったから一つ買ってみたのだ。
使い方は、
・バーベキューコンロの上に新聞紙を丸めて置いておき、その上に燃やす前の炭を入れた火起こし器をかぶせておく。
・底に丸めた新聞紙に火をつけると、煙突のように火が下から上に広がって炭に点火する。
・外の空気が底から入り、燃えた熱い空気、湯気が筒の上から抜ける。
すると、自然と炭に着火するのだ。団扇であおぐ必要がない。
あとは着火した炭を火ばさみでバーベキューコンロに移す。
使った炭の火を消すときは、
・バーベキューコンロから火ばさみで筒に移し、筒の上下に蓋をしてしばらく置く。
・しばらくは筒の表面が熱いから、冷めるまで待って片付ける。
使ってみて、とても使い勝手がいいものだった。
いろいろ調べると、自作している人もいるそうだ。
鉄は熱いうちに打て!って熱と格闘しながら加工する姿がイメージできる。ご苦労様。
おお!燃えてるぞ~!って筒をのぞき込んだり、熱い!って筒を触ってみたり。
「煙突効果」という原理がよくわかる実験材料だったね。
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