いつもと違う新年度の幕開け。ぽっかり穴が空いたのかな?
新年度の仕事はじめの朝が来た。
目が覚めたのは、仕事に行っていたときと同じ、午前6時。よい晴天だ。
何気にSNSをチェックしてみると、やはりこの社会情勢を機に辞職した人も多くいたことがわかる。
特に胸を打たれたのが、親子3代警察官一家だった方の決断。
国のため、社会のために職務に実直に励んできた人ほど、世の中の理不尽さに苦悩してジレンマを抱えてきたのだなあ、ってわかる。
警察一筋だったので手に職があるわけでもないけど、家族の理解もあって辞職そして移住まで決断できたのは、やはり揺るぎない信念、価値観がある。
僕も役所一筋だったから、特段資格もスキルもあるわけではない。
だけども、理不尽、不正義には耐えられない。
他人が決めた真実や正義ではなく自分で決めた真実と正義に従って生きる。
そうした自分の心の領域には、誰も侵してはいけない、侵されてはいけない。
この心の軸が据わっている限り、どんなことでもできる、と確信している。
ああ、この時間。先月までいた職場はどうなっているのかな。
異動になる人は身辺整理して挨拶して次の職場に赴任するのだろうな。
自分がずっと見送る立場だったから。
移住までの1か月、やることは山積みだから、心に穴がぽっかり空いた、ということはどうやらなさそうだ。