菌ちゃん畝を活性化する「無煙炭化器」ってどんなもの?
今回の講習には、主催の農園のほか、地元の農家さんもサポーターとして菌ちゃん先生を迎え入れる準備を進めていた。
その農家さんは、オーガニック野菜の栽培に力を入れていて、近所の道の駅にも野菜を出店していて、菌ちゃん農法も一部取り入れながら農家を営んでいるのだそう。
現役の農家さんが菌ちゃん農法の技術を使っている。
ここにも先輩実践家がいたのだと思うと、心強かった。
素人の僕も、今度はこの農家さんから習おうかな。
そしてこの農家さんは、「無煙炭化器」を使って木や竹を燃やして炭を作り、土壌改良に生かしているのだそう。
今回は実際に燃やして炭を作る場面はなかったけど、実践している人がいることが大きかった。
僕の”村”にも未使用の無煙炭化器があって、実演で燃やしたいなと思っていたところだったから。
無煙炭化器のしくみ
どうやったら、木や竹から炭が作れるのか?
作れるのはわかるけど、近所迷惑にならないのか?
確かに、燃やすわけだから火事と間違われないように消防署に届出しておくほうが望ましいと思う。
使うときも、水平を保って近隣に引火する恐れのないようにするなどの配慮は必要だと思う。
仕組みとか使い方とかは、メーカーさんの説明に譲るとしましょう。
製品の紹介、構造と原理などは、製造元のホームページから引用しました。
使い方もホームページに載っています。
炭の菌ちゃん畝への応用
これも、菌ちゃんふぁーむの公式サイトの説明に譲りましょう。
近所で持っている方がいたら、共同で借りるなどして、循環型農業のムーブメントを起こしましょう!
※炭は、人間が作ることのできる唯一の化石燃料です。
木材の持つ2割の炭素で燃焼し、残り8割の炭素を炭の中に固定し、
あとは燃やさない限りほとんど分解しなくなるのです。
つまり、私たちが、菌ちゃん野菜を作るために、炭を作って畑に投入すると、
その分だけ、二酸化炭素が固定されてしまうのです。
さらに、多孔質の空隙を持つ「炭」は、微生物に住むための堅牢なマンションを提供し、
また、遠赤外線の一種と思われる、成長促進光線を放出するため腐敗を抑え
土壌微生物を発酵型に変えます。
しかも、この無煙炭化器は、完全高温燃焼により煙がほとんど出ず、
しかも普通なら丸一日かかった炭焼きが、1時間程度で大量に生産できます!!
どうぞ、各地の仲間で共同購入して、竹や木やモミガラ、草を炭にして畑に入れませんか。
土はますます発酵型を維持しやすくなり、美味しい菌ちゃん野菜ができます。
菌ちゃんふぁーむHPより