小屋作りワークショップ(その2 外壁が立ち上がる感動!)

2023年9月3日

目次

昨日一日で束石を入れ、床板も張って、基礎工事はひとまず完成。
ワークショップ2日目の最初は・・・

ん?せっかく床板を張ったのに、外すんですか??


それは、断熱材を入れないといけないから。
差し込んだ根太と根太との間に、断熱材(スタイロフォーム)をカットして入れるのだ。

断熱材は発泡スチロールを頑丈にした感じなので、丸鋸でなくてもカッターナイフでも切れるのだけど、けっこうな厚み(30mm)がある。

そのため、カッターの刃を長めに出して切るため、意外とケガをしやすい、のだそうだ。

根太にビスを横に刺して「受け」を作り、カットした断熱材を載せていきます。
切っていくと端材が出るので、寸法に切った材と端材を互い違いに入れていくとよいそうです。


これでようやく床板を付けることができる。

根太が入っているラインに沿って、みんなで一斉に、人海戦術で釘を打つ。
金づちの小気味よい音が響き渡る。

床板の微妙なズレは、釘を斜めに入れて打つなどして調整しながら、無事に仕上がった。

午後からは外壁を作る。


その前に、外壁を作るための設計図はどうするのだろうか??


さっき張った床板の上で何か作業をしている。
鉛筆と差し金(定規)で線を引いているように見えるが・・・


実は、この床板の上で、外壁を作る!?
外壁の下地材の寸法を、この床板の上に線を引いて測る。

引いた線に合わせて下地材となる柱をカットして、柱をビス留めして、壁にして垂直に立ち上げる。
そういう工程が待っているのだ。



下地材の寸法を測って線を付け、脇の作業台で丸鋸で切るのは受講生の役目。
切ったら手渡し。

自然と分担作業ができていて、チームワークができているなあ、って感じだった。

下地材となる柱はツーバイ材の規格品で、455mmスパンで入れていきます。
屋根にあたる箇所に、墨付けした線が見えますね。

入り口の反対側にあたる壁の形ができた。
屋根になる部分、窓が入る部分もできて、グッとイメージが湧いてくる。

窓が無い部分は床から天井まで垂直に柱が入るけど、窓が入る部分は窓の寸法に合わせて柱を切ったり補強材を入れないといけない。
(補強材のことは追って説明します)

窓やドアなどの取り付けは微妙な調整が必要なため、本来は建具屋さんが出番だと仰っていました。
床板作業台の上で外壁となる合板を取り付けて・・・
みんなでよいしょ!って壁を立ち上げます。立体になると家の実感が一層わきました。



入り口と反対側(短手側)の壁が1面できたので、次は横(長手側)の壁を作る。

こちらは三角部分が無いので、寸法を測ったとおりに柱を入れビス止めをする。
その上に外壁となる合板を載せ、釘打ちする。

本日終盤の人海戦術だった。

打ったビスがはみ出ないように気を付けました。

みんなの手で、外壁が2面できあがった。

残りの2面は、時間の関係もあって主催者さんのボランティアで次回の講座の日までに仕上げるのだそう。
ドアや窓の装飾も行うそうで、次の講座の2週間後まで預けておこう。

もう19時。ここまで一気に仕上げたせいで、時間もかなり押した。
このあとブルーシートを張って養生して、後片付けをして僕は帰路についた。




受講にあたって、金づちやメジャー、電動ドライバーなどいろいろ揃えたつもりだったけど、いざ使おう!となったときにわざわざ近くに置いた工具の入った袋を取りにいかねばならず、面倒だった。

だから、工具を入れるための腰袋を次の講座までに買っておきたい。

大工仕事をするという格好だけでも、良く見せたいものだ。
それだけでも気合が入る・・・かもね。



今日わかったこと。
小屋の外壁に使っている、細かい木くずを敷き固めたようなこの板は、OSB合板と呼ばれています。

DIYで棚などを作るのによく使われますが、ツーバイ工法の壁の材としても使われます。
見た目のファッション的には良いですが、水に弱いのが弱点のようです。

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