自伐型林業のすすめ(その5)~ユンボで作業道を造る~
今週と来週、二週続けて「作業道を造る」の巻。
自伐型とよばれる小規模林業では、伐った木を切りだす道は軽トラックが入れる2.5m程度の幅、でよい。
ただ、その作業道をどう選定するかは、地形を読んで上手く決めないといけない。
重要なのは、雨水や雪解け水など、水が流出して道が崩れないこと。
そのためには、直線を長くとらずカーブを意識的に造ることが重要、とのこと。
水のはけ口が谷側に流れることで、土の流出が抑えられる。
僕たち受講生も、交代でユンボを操作させてもらった。
旋回、アームの上下、バケットの上下など、どこを操作すればどう動くのかのメカニズムはわかったけど、まだまだ作業という段階まではきていない。
でも不思議なことに、最初は恐る恐るだったものが、一度練習してみるとまた何回でも練習してみたくなるのだ。
両腕と身体にかかる感触がなんとも惹きつけるものがある。
機械ものはやはり、習うより慣れろ、だね。