風のない、真冬の菌ちゃん畝で一人たたずむ。

2024年1月17日

僕たちの”村”は、12月から冬休みに入っているけど、この日はある村人さんの呼びかけもあって、何人か集まっていた。

村の集会所となっているプレハブに、ポータブルストーブを焚きながら談話していたけど、おもむろに外へ出てみたく、仕込んだ畝を眺めてみた。

雪の重みもあって、張ったマルチがしっかり固まっていて、これなら風が吹いても一冬過ごせそうで心配はなかった。
あとは土の中で菌ちゃんがちゃんと発酵してくれるか、それだけが気がかり、そして神頼み。

雪かきとか、特段することもなかったので、村を後にする。
冬囲いされたリンゴやブルーベリーなどの苗も、無事なようだ。

災害とか、世の中が混乱してきているこの情勢を思うと、こうして集まれる場所があるということは幸いだと思う。
村人どうしで集まり、知恵を出し合い、与え与えられ、持ちつ持たれつで生きていくコミュニティを、さらに発展させていきたい。

微力ながらも、僕は新しい年の誓いとした。

冬囲いされた果樹を眺めて・・・
日が沈みゆくのを眺めます。
土と生きることが自然の摂理なのだなあ、と大地を踏みしめながら。

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