山の戦利品
林業講習で得た戦利品、「クロモジ」。
「和ハーブ」の一種で、独特の香りを発することから、枝は爪楊枝に、葉っぱはハーブティーに使われる。
北海道南部が自生の北限で、貴重な広葉樹の一つ。
あれから2週間。玄関先で吊るして干していたから、しっかり乾燥した。
虫もカビも生えていないし、これは使えるぞ。
枝から葉を丁寧に切り離す。
山の香りがしっかり残っている。
娘も買って出てくれた。
乾燥した葉っぱを手で揉んで粉々にする。細かい枝を取り除く。
ほどよい緊張感と集中力が心地よい。
ハーブ専用の小瓶2個に収まるくらいの収穫量。
早速ハーブティーを淹れる。お湯に浸すと強い香りが。
今日は暑い秋の風だったけど、飲んだ瞬間、ほんのり涼しい感じがした。
クロモジ茶、というのも市販されているようだけど、どんな味が、香りがするのだろうか?
飲み比べも面白いだろうな。
今度は小刀で爪楊枝を作ってみよう。次の機会に。