末端公務員が考える移住(その4)~パーマカルチャーの発信基地~
あれこれと新天地探しに奔走している中、
僕にはマインドチェンジが必要だと実感した。
パーマカルチャーという、持続可能な農的暮らしへのシフト。
そのための講座を受けることにした。
日々の小さな行動の積み重ねが、大きな行動への起爆剤になる。
小さな行動とは、まずは断捨離。
未練を捨て、頭もお部屋もきれいさっぱりにする。
スペースが空くと、新たなモノが手に入りやすくなる。
その流れで、小さな手作業とか農作業とか
自分でやりたい!という意欲が湧いてきて、
頭で考える前に身体が自然と動くようになるのだ。
その講座を受けた先駆者が、自身が先代から受け継いでいる
土地、農地をパーマカルチャーの発信基地とすべく、有志に開放していた。
自分の手で、ここまで出来るんだ!という感動。
そしてなにより、ここに集う子どもたちの歓声と元気さ。
これが人間に備わった本能なんだな、って。
そんな本能、感性を既存の教育が潰しているんだと思うと
僕はいたたまれなくなった。
わざわざ勉強に時間を潰して娯楽やスポーツをするくらいなら
日々の暮らしがそのまま遊びであり、仕事であり、そして学び、
こうやって完結して、循環していけば
暮らしって、何とかなるんじゃないのかな?
そう、自分はもうマインドが変わったんだよ。
この一年足らずの間で。