ニラ醤油のレシピ比較 ~ニラ味の醤油か、醤油味のニラか。~
おかずレシピ本から火が付き、すっかりリピーターになってしまった食、「ニラ醤油」。
生のニラが持つパワーが、醤油とごま油そして適度にまぶしたニンニクと相まって更にパワーが増大!
どうやらこの冬は基礎代謝抜群で風邪知らずで乗り越えられそうだ。
さて、レシピ本をベースに僕が作っている材料は
・ニラ1束(100グラムを2~3センチに切る)
・醤油大さじ4
・ごま油大さじ4
・ニンニク(1片をスライス)
ニラとニンニクは、キッチンハサミでカットするから、まな板も包丁も使わない。

このレシピだと、液体(醤油とごま油)で大さじ8(120ml)なので、切ったニラが醤油に浸った「醤油味のニラ」。
全体の分量としてニラがメイン、ということになる。
ある日、妻にこのニラ醤油を食べさせてあげたら、

醤油が美味しいんだよね・・・
ということは、ニラは風味付けであって、メインは醤油なのか?
つまり「ニラ味の醤油」が欲しかったのか?
「醤油味のニラ」派の僕と、「ニラ味の醤油」派の妻。
好みが分かれたということで、検索してレシピを比較してみようと思った。
どっちもニーズがあるはずだから。
「ニラ醤油」で検索してみると・・・

いっぱい出てくるなあ。
「幅広い料理と相性抜群!」で「食欲そそる!」「万能」な調味料かも。
けっこう人気なのかもしれない。
検索結果を見ていくと、ニラ1束(約100グラム)に対して醤油、みりん、ごま油、(酢、酒)などの液体を200mlほど使うレシピが多い。
あと、唐辛子、生姜、ニンニクで香味付け、といったところだろうか。
で、妻の要望に応えたく「ニラ味の醤油」を、検索トップに出てきた「白ごはん.com」さんのレシピを採用して作ることにした。

では、作りますか。



さて、多くのレシピで「みりんを煮きって使う」と紹介されている。
これは、アルコール分を飛ばしてみりんの風味を凝縮させるためで、和食に多く使われるテクニックでもある。
アルコールの味と匂いで料理の風味が打ち消されてしまう意味でもあるかもしれない。
中には、醤油やごま油もみりんと一緒に煮きって使う、と書かれたレシピもあったけど、ここではみりん50mlだけをレンジを使って煮きることにする。
2分ほどでアルコールが蒸発して、凝縮された濃いみりん成分がカップに溜まっているのがわかる。





密閉のジップロックに入れて、半日もたてばニラの風味が醤油に浸って美味しく仕上がる。
明日の出来上がりを待つのも楽しみだなあ♪
ご飯にかけたり、冷や奴にかけたり、醤油をかけてひと味加えるときに、ニラ味の醤油は役に立ちそうだ。
簡単にできるから補充もしやすい。
このブームを終わらせたくないよね☺
検索画像にはないですが、下に紹介する「職人醤油」さんのレシピは、ニラ1束に対して液体の分量が大さじ8(120ml)なので、ニラを味わう「醤油味のニラ」派になるかと思います。
(酢を入れるのは好みでしょうけど、僕は入れませんね・・・
酢が嫌いではないけど、ニラには合わなさそうな気がします。)
